ねこよしだのお城訪問ブログ

主に日本100名城を訪問します。

No.001 高松城〈披雲閣〉

三の丸には披雲閣とよばれる御殿があります。

江戸時代にも政庁及び藩主邸として現在の2倍の規模の御殿がありましたが、明治時代に老朽化のため取り壊されました。

現在の披雲閣は、高松松平家12代当主の頼壽が別邸として1917年に再建したものです。

建物は伝統技術と洋風技術が融合した書院造となっており、近代和風建築の代表例として2012年に重要文化財に登録されました。

f:id:nekoyosida:20181018183150j:plain

披雲閣玄関

披雲閣は大書院をはじめ、複数の小座敷で構成されています。

各部屋は蘇鉄の間や波の間など、その部屋から見える風景から名前がつけられています。

f:id:nekoyosida:20181018185155j:plain

蘇鉄の間

f:id:nekoyosida:20181018185138j:plain

披雲閣内部

大書院は142畳の広さがあり、屋根裏にトラス構造を設けることによって大規模構造を支えています。

f:id:nekoyosida:20181018183139j:plain

大書院

f:id:nekoyosida:20181018190259j:plain

槇の間